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宿南で古民家再生 =El Temple Expiatori de la SAGRADA FAMILIA=

兵庫県北部、雪国「但馬」で築90年のわが家をリフォーム。家族の願いをかなえるために大規模改造を行った奮闘記

プロフィール

■N家■

Author:■N家■
一男一女の父
築90年の我が家を
里やま工房さんにより、
リフォームしました。(H23.3.18完成)

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2012.01
16
Category : プランニング
「寒くない家にしてください。」
これが、私たち夫婦が家作りに当たって、工務店に提示した第1条件でした。それ程、寒い家でした。
普通ならその後は、「書斎がほしい。」「キッチンはオープンにしてほしい。」等、具体的な要望を提示し、工務店はそれを図面に収めていくものなのかもしれませんが、我が家の場合は、そうではありませんでした。
「家族で現在、こんな暮らし方をしている。」 そして「これから家族でどう暮らしていきたいか。」ということを、たっぷり時間をかけて話し合いました。
その作業を経ていくうちに、それまで「どうしてもほしい!」と思っていたものが、案外、つまらないこだわりだったことに気付き、大切なものが見えてきました。
家作りは予算との戦いです。その中で、自分たちにとって最も大切な、ゆるぎないものが見つけられれば、枝葉の部分はどうにでもなるものなんだな、そう思います。
DSC_9598.jpg
(切実であった)寒さ対策の次に、大切なもの、それは「家族で共有する空間(時間)」でした。夫婦と、いずれは独立していく子どもたちと、できるだけ多くの時間を過ごしたいと思いました。
妻が食事を作る傍らで子どもたちは宿題をし、そして共に夕食を食べ、(風呂に入り)、その後は、寝る時間ぎりぎりまで、めいめい好きな本などを読む部屋をリビングとし、その機能を持たせました。現在のところ、我が家に子ども部屋(幼・小2)はありません。
その結果、子どもたちはリビングの掘りごたつで宿題をして、同じ掘りごたつで家族で食事をします。「勉強机を買ってやらないの!?」と言う母の意見もありましたが、大人の目が届くのが一番です。食後は、リビングでごろごろし、8時半ごろになったら、2階の寝室へ上がって寝ます。(寝室にはテレビもありません。寝室は寝るためだけの部屋です。)
すみません、長々と。よく「3度建てないと納得の家はできない」と言いますが、私は十分満足しています。
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2011.02
25
家の裏山の藪の中からウグイスの鳴き声が聞こえた。
まだ、一度や二度寒さが戻ってくることもあるだろうけど、もう春はそこまで来ている。
2011.02
09
Category : 仮住まい
現場の明かりに照らされる仮住まい。私たち家族は今、ここで暮らしています。
DSC_3896.jpg
新居の計画が、まだあまり進んでいなかったにも関わらず、無理やりのようにしてこちらに越してきました。もう後戻りはできない状態にしておいてから、リフォーム計画に着手したわけです。まさに背水の陣。
ここに越してきて春、夏、秋、冬を過ごし、また再び春が巡ってこようとしています。いろいろと不便はあるけれども、住めば都、なんとかなるもの。ここに来て、私と妻は以前にも増して会話が増えました。子供たちは我慢することを覚えました。みんなで体を寄せ合って寒さをしのいだことも、いい思い出になりそうです。まだ振り返ってみるのには、早いのかもしれませんが、仮住まいでの生活は、このようにいいこともたくさん経験できたのでした。あともう少し、みんな力を合わせてがんばろう。
2011.02
01
Category : 仮住まい


トウガイ=凍害、つまりは、気温が下がり、凍りつくことによって引き起こされる被害のことです。昨夜も市の告知放送機が、「凍結の恐れがありますから、屋外の水道管にはタオルを巻くなどして・・・」どと言っていました。しかし、夜が明けてみれば、いつもの車のフロントガラスの凍結もなく、杞憂に終わりました。
2011.01
16
Category : 仮住まい
大雪、こんなの何年ぶり?「美しい」などという気持ちにはさらさらなれず、ましてや写真を撮る気になどなりませんでした。といっても、この地方では、雪が積もるのは、夜の間に、一晩降り続けた場合ぐらいで、昼間はいくら降っても、大した積雪にはならないことが多いのです。しかし、今日は違いました。昼間もどんよりと曇った空から、粉雪とあられが一日中降り続けたのです。
濁ったような鉛色の空、鈍色(にびいろ)の空、この但馬に暮らしていることを思い知らされる季節。
そして朝から問題が発生。 水道の水が出ない・・・。あまりの寒さに水が水道管の中で凍りついてしまったのでした。まあ、昼までには融けて、水も出るようになると多寡をくくっていたのですが・・・・、事態はさらに深刻に。水が出ないということは、歯は磨けない、炊事ができない、食べた後は洗い物もできない、そしてトイレも流せない。
これではいかんと、まず凍っていると思われる部分の特定作業に入る。除雪をし、上水道の配管を露わにする。(仮設住宅なのでパイプが地面の上を横たわっているだけなのです)何本かある中で、3cmほどの黒いパイプがそうであると当たりをつけ、さらに凍結部分の特定を急ぐ。するとそのパイプの途中3箇所に、分岐のためのジョイント金具が付けられていることがわかりました。ここだ!と思い、一番根元に近いジョイントにお湯をかけて温める。(そのお湯もストーブやガスを総動員して雪をとかして作りました。まずその水の確保が大変。)何杯目かのお湯をかけたとき、蛇口からちょろちょろと出始めた水。徐々に水量は強くなっていきました。5歳の娘と手をとって喜んでしまいました。少しでも水が出始めればこっちのもの、その水を使って再びお湯を沸かし、次のジョイントをとかします。ようやくキッチンの水が出始めたのが午後3時ごろ。困ったことにガスの湯沸かし器については、最後までお湯が出ることはありませんでした。
というわけで、今日は出石の「乙女の湯」へ行ってきました。思いがけないことに子供たちは大喜び。今晩は凍結しないように、蛇口から少しずつ水を出しておきたいと思います。
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